2020-21 Autumn / Winter Theme Seasonal Trend
Seasonal Trend WRAP UP HEART
丸みを帯びたボリュームのあるシルエットや足元まで届くロング丈のアウターなど、“WRAP UP HEART”を感じさせる、身も心も優しく包み込むような安心感のあるルックが数多く見られました。
PHOTO_Aflo
過剰な装飾を削ぎ落した
ミニマムな超ロングアウター
足元まで届くロング丈のアウターが豊富に登場。自らが設立した「ヴェトモン」を戦略的に去っていったデムナ・ヴァザリアによる「バレンシアガ」、そして東京勢の「サカイ」は、ボリューミーかつアクティブなフォルムや法服のようなロング丈によって、身体を覆うようなプロポーションに変化させました。「ロエベ」などが多用するブランケットやニットボア、モヘアのウォーム感を含んだリュクスな素材の量感も、“WRAP UP HEART”を象徴する要素といえるでしょう。
リュクスな素材使いに加え
サステイナブルをも内包
上質な素材を駆使したフォルムバランスや遊びを効かせたデザインも百花繚乱です。手編み風のニットを主役にしたのは「ドルチェ＆ガッバーナ」。ケーブルニットのガウンコートやクロシェ編みのカーディガンによって温かみを表現。「ステラ マッカートニー」のウール製フェイクシアリング、レプリカとアップサイクルとを造語にした「メゾン マルジェラ」の新しい概念“レチクラ（RECICLA）”など、サステイナブルな姿勢もしっかりと内包していることも注目すべき点です。
身も心も優しく包み込んだ
安心感のあるシルエット
“WRAP UP HEART”の名の通り、丸みを帯びたボリュームのあるシルエットによって、身も心も優しく包み込むような安心感のあるルックが目立ちました。「ジェイ ダブリュー アンダーソン」は温もり溢れるモヘアニットをフィーチャー。オランダ人のリジー・ヘレブラーとルシェミー・ボッター夫妻が手がける「ニナリッチ」やルーシー＆ルーク・メイヤーの「ジル・サンダー」なども、空気をはらんだ軽快で柔らかなニュアンスが特徴的でした。
WRAP UP HEART
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※レシピはサロン技術者専用の情報です。